1. スオメンリンナの要塞群
    スウェーデン統治下の1748年に、ヘルシンキ港沖合の6つの無人島に築かれた要塞。ロシア軍の攻撃で1809年陥落し、以降ロシア軍の駐屯基地となりました。1917年、フィンランドの独立に伴い軍事施設の役目を終えました。現在は美しい公園となっています。
  2. ラウマ旧市街
    1400年頃スウェーデンとの交易都市として繁栄を極めましたが、大火により町は焼失。しかし18世紀から19世紀にかけて587軒の家屋が再建されました。
  3. ペタヤヴェシの古い教会
    縦と横が同じ長さのギリシャ十字形の平面を持ち、その交差部は天井の八角形の半円ドームが覆います。素朴な内部装飾、ログ構法で組み立てられた外壁と魚の鱗状の板葺き屋根は、18世紀のフィンランドで造られた木造聖堂の典型的な特徴を示しています。
  4. ヴェルラ砕木・板紙工場
    19世紀、製材・製紙工場はフィンランドの経済発展を支えていました。ヴェルラ製材・板紙工場は、19世紀にフィンランドに建設された工場としては現存する唯一のもの。
  5. 青銅器時代の石塚墳
    青銅器時代に花崗岩で造られた30以上もの埋葬場跡。これは3000年以上も前の北欧において、社会、宗教的に意味をもって葬儀が行われていたことを示します。

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