1. バゲルハットのモスク都市
    クルナから東南へ25kmのところにある小さな町バゲルハットの近郊にはバングラデシュを代表する15世紀のモスジッド群があり、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。スーフィー(イスラーム神秘主義者)で武将のカーン・ジャハーン・アリKhan Jahan Aliがベンガルのスルタンであるナシルディン・マフムドの命を受け、15世紀中頃にシュンドルボンの一角に入植し、築いた町が現在のバゲルハットとなりました。
  2. パハルプールの仏教寺院遺跡群
    8世紀中頃ベンガル地方で興り、北インドのビハール地方までその領土を広げたパーラ王朝。その王朝が栄華を誇った時代、熱心な仏教の保護者として知られた第2代の王ダルマパーラ(在位770~810年頃)が建てたのが「ソーマプラ大僧院Somapura Mahavihara」です。
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  3. シュンドルボン
    シュンドルボンはガンジス川などインド北東部を流れる大小の河川が海に流れ込む場所で、運ばれてきた泥が堆積し、広大な湿地帯を造っています。その海抜は1~2mと低いため、潮の干満の影響を受けやすく、かなりの内陸まで海水が入り込み、川や水路の多くは淡水と海水の混ざった汽水となっています。

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