92. J・R・R・トールキン 作家

トールキン　Tolkien, John Ronald Reuel　1892～1973　イギリスの言語学者・作家。
南アフリカ生れ。1896イギリスに移住、1925～59オックスフォード大教授として言語学の講義を行なうかたわら、文献学者としての研究を続ける。人間と妖精たちの国＜ミドル-アース＞を舞台とする「ホビットの冒険」（’37）、「指輪物語」（’54～’55）は、現代におけるファンタジーの古典とされている。

93. ウォルター・ローリー 探検家

ローリー　Raleigh, Sir Walter　1552頃～1618イギリスの軍人・探検家。
エリザベス1世の寵臣。1584～85北アメリカの殖民を行ない、その地を女王にちなんでヴァージニアと命名。ジェームズ1世即位後、1603反逆罪で入獄。のち南アメリカのオリノコ地方を探検したが、スペイン人と争ったため帰国後、処刑された。（著）「ギアナ発見」1596、「世界史」1614。

94. エドワード1世 (イングランド王)

エドワード1世　Edward (Eadward) I通称the Elder（兄王）870～924　イングランド王、在位899～924。
父アルフレッドを継いで王位につき、910、’11の戦いに勝って東アングリアとエセックスのデーン人の臣従をうけ、’19マーシャを合わせ、ひきつづいてウェールズ・ノーサンブリア・スコットランドの臣従をうけて、イギリス全土の覇王となった。

98. デイヴィッド・リヴィングストン 探検家

リヴィングストン　Livingstone, David　1813～73　イギリスの宣教師・探検家。
スコットランド生れ。苦学して医学・神学を修め、1841宣教のため南アフリカに派遣される。’49以後、カラハリ砂漠・ザンベジ川流域・コンゴ低地・大湖地方などを探検、ヌガミ湖・ヴィクトリア滝・ニヤサ湖等を発見、地理学に功績をたてる。’58～’64領事を兼ね、宣教のかたわら奴隷交易廃止を唱える。’66ナイル水源確認のため最後の探検に出かけ、行方不明となるが、’71タンガニーカ湖畔でH.M.スタンリーの捜索隊に会い、その後病没した。「南アフリカの宣教と探査」等の著作がある。