ピエール・カルダン ファッション・デザイナー

ピエール・カルダン Cardin, Pierre 1922~ フランスのファッション・デザイナー。
イタリア生れ。クリスチャン・ディオールのもとで服飾デザインを修行。<ニュー・ルック>のイメージによって現代感覚あふれるデザインを発表。1950独立、<宇宙ルック>等の最も先端的なデザイナーとして生活用品全般に創作を広げる。’92デザイナーとして初めてフランス学士院芸術アカデミー会員に選ばれた。

ジャン・ギャバン 映画俳優

ジャン・ギャバン Gabin, Jean 本名Jean Alexis Moncorgé 1904~76 フランスの映画俳優。
パリの下町に生まれる。歌手から1933映画界入り。’34デュヴィヴィエ監督の「白き処女地」で認められ、以後荒削りのたくましさと庶民性を持つ性格俳優として人気を得た。主演作品は「地の果てを行く」(’35)、「望郷」(’37)、「大いなる幻影」(’37)、「霧の波止場」(’38)、「逃亡者」(’45、米)、「港のマリー」(’49)、「幸福の条件」(’50)、「ヘッド・ライト」(’55)。

ポール・ゴーギャン 画家

ポール・ゴーギャン Gauguin, Eugène Henri Paul 1848~1903 フランスの画家。
船員・株式仲買人を経て35歳から江に専念、1886ブルターニュのボンタヴァンに移りE.ベルナールとポンタヴァン(象徴)派をつくる。’88ゴッホと共同生活をしたが失敗、’91フランスを離れタヒチ島に済む。’98自殺未遂。1901隣のラ・ドミニカ島に移住し、そこで死ぬ。印象派に学びながら、原始芸術や浮世絵の単純化された線や色彩を生かし、強烈な色彩と思い切った装飾的スチールを追求。「黄色いキリスト」「タヒチの女」等、作品多数。著作:紀行随筆集「ノアノア」(参)C.モリス「ポール・ゴーガン」、H.ペリュショ「ゴーガンの生涯」

ジャン・コクトー 詩人・作家・劇作家

ジャン・コクトー Cocteau, Jean 1889~1963 フランスの詩人・作家・劇作家。
早くから詩作、第1次大戦後から音楽・舞踊・絵画・劇・評論・映画等、モダニストとしてあらゆる部門で活躍。
鋭い感受性で独特の美を追求した多彩な芸術家。詩人として最高の<プランス ・デ・ボエート>の称号をうけた。著作:詩「ポエジー」1916~23、小説「山師トマ」’24、「恐るべき子供たち」’29、戯曲「恐るべき親たち」’38。(作)映画「美女と野獣」’45、「オルフェ」(’27出版、’50映画化)。

ジャン=リュック・ゴダール 映画監督

ジャン=リュック・ゴダール Godard, Jean-Luc 1930~ フランスの映画監督。
F.トリュフォーならんで<カイエ・デュ。シネマ派ヌーヴェルヴァーグ>の代表的存在。事物と、事物に対する人間の意識を重視。方法論的には映像よりも音響を重視する。(作)「勝手にしやがれ」1959、「女と男のいる舗道」’62、「キヤラビニエ」’62~’62、「軽蔑」’64、「気狂いピエロ」’65、「中国女」’67、「スローモーション」’80、「パッション」’82、「ゴダールのマリア」’84、「ヌーヴェル・ヴァーグ」’90。

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