- モスクワのクレムリンと赤の広場
クレムリンとは「要塞」のことです。中世から現在まで、ロシアの権力と宗教の中心としてその存在を保ち続けています。 - コローメンスコエのヴォズネセニエ教会
モスクワ近郊のコローメンスコエは、14世紀から皇帝の領地となったところです。中心にそびえるヴォズネセニエ教会は、1532年に皇子(後にイワン雷帝)の誕生を祝って建てられました。 - ノヴォデヴィチ修道院のアンサンブル
四季折々の趣を見せるモスクワの女子修道院。もとはクレムリンの出城で城壁に囲まれ、外敵からの攻撃をくい止めたこともあります。 - セルギエフ・ポサードのトロイツェ・セルギエフ大修道院の建築群
ロシアの守護聖人となった聖セルギウスによって創設された修道院。きらびやかなドームを頂くウスペンスキー大聖堂ほか多くの教会を擁します。 - ウラジーミルとスーズダリの白い教会群
ウラジーミル・スーズダリ公国の首都として、11~12世紀に石灰岩を使った白い教会が盛んに建設されました。「黄金の環」の中心的な見どころです。 - ヤロスラヴリ歴史地区
町の中心に修道院や教会など、歴史的建造物が多く集まります。なかでもスパソ・プレオブラジェーンスキー修道院は最大の見どころです。 - サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群
近代ロシアの文化と歴史を担ってきた帝都は、今も変わらず美しさで人々を魅了します。 - ノヴゴロドの歴史的建造物群とその周辺地区
ロシア発祥の地とされ、“偉大なるノヴゴロド”の称号をもつ町です。1570年にモスクワに併合されるまで、独立共和国として独自の発展を遂げました。 - キジ島の木造教会
オネガ湖に浮かぶ小島、キジ島に建つ18世紀のプレオブラジェーンスカヤ教会が最大の見どころです。釘を一切使わずに建てられた、ロシア木造建築の代表作とされます。