マドリッド/カスティーリャ・ラ・マンチャ
- マドリッドのエル・エスコリアル修道院とその遺跡
1563年に建設が始められ、1584年に完成。幅161m 奥行206mの建物は宮殿や霊廟を兼ねています。美術館にはエル・グレコの「聖マウリシオの殉教が展示され、宮殿はハプスブルク家の宮殿とブルボン家の宮殿からなっています。教会堂や修道院、図書館もあります。 - 古都トレド
三方をタホ川に囲まれ、エル・グレコが後半生を返った頃の雰囲気が残っている町。1561年にマドリッドに首都を移すまで政治経済の重要拠点として栄え、「16世紀で歩みを止めた町」とも言われています。 - 古都トレド歴史的城壁都市クエンカ
河川の浸食でできた巨大な断崖の上にできた町で、絶壁の上の要塞都市。背後の山々には奇岩が連なり不思議な景観であり「魔法にかけられた町」と呼ばれています。 - アルカラ・デ・エナーレスの大学と歴史地区
1499年に創立の世界有数の歴史のあるアルカラ大学のある町。「ドン・キホーテ」の作者セルバンテスが生れた町でもあります。 - アランフェスの文化的景観
カスティーリャ地方の中で珍しく緑豊かな地であるため、古くから王家の保養地として使われました。
カスティーリャ・イ・レオン/エストレマドゥーラ
- ブルゴス大聖堂
アルランソン川沿いに広がる中世スペインの城下町。完成までに3世紀もの時間を費やした大聖堂はゴシック建築の傑作で、トレド、セビリヤと並ぶスペイン3大カテドラルの一つ。そして、中世の英雄エル・シッドの生地でもあります。 - アビラ旧市街と城壁外の教会群
旧市街全体を城壁が囲む「石の町」として知られ、中世の城壁に囲まれた要塞都市。 - セゴビア旧市街とローマ水道
ローマ時代の水道橋が残る古都。 - カセレス旧市街
ローマ人によって築かれた町で、レコンキスタの時代に作られた城壁の内側にはゴシック様式の貴族の館が多数残っている中世の町。 - サラマンカ旧市街
1218年にスペイン最古のサマランカ大学が創設され大学都市として発展してきた町。 - サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院
メキシコを征服したエルナン・コンテス、ペルー征服のフランシスコ・ピサロはこの地方の出身。そして征服者たちの信仰の拠点となったのが「全スペイン世界の守護聖母」が祀られているこのグアダルーペ。ここの修道院は聖母マリア信仰の中心。 - メリダの遺跡群
紀元前25年にローマ帝国によって建てられた町で、「小ローマ」と呼ばれローマ時代の遺跡が多く残っています。 - ラス・メドゥラス
ローマによる1~3世紀の鉱石採掘地跡。残土を積み上げた小山が今も残ります。 - サン・ミジャン・ユソとサン・ミジャン・スソの修道院群
ナバーラ地方の守護聖人サン・ミジャンを祀ります。ユソ修道院ではカスティーリャ語最古の文献が発見されました。 - アタプエルカの考古遺跡
ブルゴスの東、アタプエルカ山中の洞窟で発見された80万年前の原人の住居跡。
バルセロナ/カタルーニャ/バレンシア/バレアレス
- アントニ・ガウディの作品群
1882年に着工され完成までにまだ200年はかかると言われているサグラダ・ファミリア聖堂、グエル公園、カサ・ミラ、カサ・バトリョ、コロニア、グエル教会堂など。 - ポブレー修道院
12世紀に建築された、カタルーニャ初のシトー会修道院。1940年に修復されました。 - バレンシアのラ・ロンハ・デ・ラ・セダ
イスラムの王宮跡に15世紀末、商品取引所として建てられたゴシック様式の建物。 - バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院
20世紀初頭のバルセロナで、ガウディ以上の天才と言われた建築家ドメネク・モンタネールの手による音楽堂。「芸術には人を癒す力がある」という信念を持ったドメネク最後の建築物がサン・パウ病院。 - イベリア半島の地中海入江の岩壁画
レバンテ地方の地中海沿岸に残る、ヨーロッパで最大規模の先史時代末期の岩壁画。 - イビサ、生物多様性と文化
マヨルカ島の南西70kmにあるイビサ島。フェニキア人に始まりカルタゴ人、ローマ人、アラブ人に支配されイスラムの影響を残す「白い島」 - タラゴナの遺跡群
紀元前3世紀にローマ人によって築かれた町。神殿、競技場、広場、野外劇場、墓地などのローマ時代からの遺跡が今も残っています。 - エルチェのヤシ園
紀元前にイベリヤ人によって築かれた町。市街には10万本のヤシが群生。 - ボイ渓谷のカタルーニャ風ロマネスク様式教会群
ピレネー山麓ボイ渓谷にある、大自然と調和するロマネスク様式の8つの教会。
アンダルシア
- グラナダのアルハンブラ、ヘネラリフェとアルバイシン
アルハンブラ宮殿のあるイスラム最後の楽園。宮殿を一望するアルバイシンの丘、14世紀に建てられたナスル朝の夏の別荘ヘネラリフェ。 - コルドバ歴史地区
イスラム文化が開花した後ウマイヤ朝(10世紀)の首都。 - セビーリャの大聖堂、アルカサルとインディアス古文書館
1401年に建築を始め、1519年に完成したスペイン最大のセビーリャ大聖堂。イスラム風の壮麗なアルカサル宮殿、そして公文書を所蔵するインディアス古文書館。 - ドニャーナ国立公園
スペイン最大の国立公園。中世以降、王室の狩り場とされ人が住むことを禁じられていたため手つかずの自然が残っています。 - ウベダとバエサのルネッサンス様式の記念碑的建造物群
ルネッサンスの町並みが綺麗な古都ウベダのスペイン・ルネッサンスを代表するエル・サルバドール教会。オリーブ畑に囲まれた静かな町バエサ。
ナバーラ/アラゴン
- アラゴン州のムデハル様式建造物
ムデハル様式の塔のあるカテドラル。。 - ピレネー山脈とペルデュ山
フランスとの国境、ピレネーの大自然とペルデュ山から成る自然文化遺産。
バスク/カンタブリア/アストゥリアス/ガリシア
- オビエド歴史地区とアストゥリアス王国の建造物群
14~16世紀にかけて建てられた大聖堂とその周辺に残る歴史地区。 - アルタミラ洞窟と北スペイン先史時代の洞窟壁画
1万5千年前の石器時代の壁画が残っている洞窟。 - サンティアゴ・デ・コンポステーラ(旧市街)
エルサレム、ローマに次ぐキリスト教3大聖地の一つがサンティアゴ・デ・コンポステーラで、聖ヤコブが眠るキリスト教の聖地。 - サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路
ピレネー山脈を越えて聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラをめざす巡礼の道。 - ルーゴのローマ城壁群
旧市街を囲む高さ10m、全長2kmのローマ時代の城壁が、ほぼ完全な形で残ります。 - ビスカヤ橋
バスク地方の産業と文化の中心地ビルバオの郊外、ポルトゥ・ガレテとゲチョの町を結ぶ全長160mの鉄橋。 - ヘラクレスの塔
大西洋に面した港町ア・コルーニャにある世界最古の灯台。
カナリア諸島
- ガラホナイ国立公園
ラ・ゴメラ島にあり、氷河期以前の自然環境が残っています。 - サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ
カナリア諸島最大の島 デネリフェ島にあり、16~17世紀の建物や町並みが残っています。 - テイデ国立公園
デネリフェ島にあり、標高3718mのテイデ山を中心とした国立公園。