10万年前 サマルカンド地方に人類定住跡
BC 20C アムダリヤ川がカスピ海からアラル海に流れを変える
8C スキタイ系遊牧民が中央アジアを支配
6C アケメネス朝ペルシャがホレズム(現在の西部ウズベキスタン)、ソグディアナ(中部)、バクトリア(南部)地方を支配
329 アレクサンドロス大王がサマルカンドを攻略
3C グレコ・バクトリア(前250?~140年?)がセレウコス朝から独立。現在のウズベキスタンを支配
139 漢の張騫、大月氏に向けて出発。大宛国(現在のフェルガナ盆地)にいたる。以後絹を中心にシルクロードの交易が活発化
AD 45 大月氏がバクトリアにクシャン朝(45~242年?)を興す。ガンダーラ仏が生まれ、ソグド人を介して仏教が広まる
5C 匈奴の一派が中央アジアにエフタル(484~558年)を興す
567 (西)突厥、エフタルを滅ぼす
7C 中国の唐朝が中央アジアを支配
629 唐の玄奘がインドに向けて出発。現在のウズベキスタンを通過
705 ウマイア朝のアラブ軍、ソグディアナに侵攻
751 タラス川の戦いで唐軍がアラブ軍に敗れ、製紙法がサマルカンドに伝わる
9C サーマーン朝(874~999年)が興る。ブハラがスンニ派イスラーム文化の中心地に
10C トルコ系のカラハーン朝(940~1132年)が成立。中央アジアのイスラーム化が進む
12C 西遼がカラハーン朝を破りカラキタイ朝(1132~1218年)成立。後にセルジューク朝(1038~1157年)も破り、中央アジアを支配
13C ホレズムシャー朝(996~1221年)が中央アジアを支配。モンゴル帝国と国境を接する
1219 チンギス・ハーンの西征始まる。翌年ブハラ、サマルカンドが攻撃され、壊滅
1227 チンギス・ハーン第2子チャガタイ、チャガタイ・ハーン国(1227~1321年)建国
14C ウズベク族、カザフステップから南下
1370 ティムール、現在のウズベキスタンを支配。サマルカンドを都に
1429 ウルグベクが天文台を建設
1512 ウズベク族のシャイバニ朝(1500~1599年)がティムール帝国を滅ぼし、ブハラを都に。ホレズムはヒヴァ・ハーン国(1512~1920年)として自立
1599 アーストラハーン朝(1599~1784年)のバギー・ムハンマドがブハラ・ハーン国(1599~1920年)を建国
1740 ペルシャのナディル・シャーが現在のウズベキスタンを一時支配
1753 フェルガナ盆地を中心にコーカンド・ハーン国(1753~1876年)自立
1865 帝政ロシア軍がタシケントを支配。トルキスタン省が設置される
1868 ブハラ・ハーン国とコーカンド・ハーン国、ロシアに臣属
1873 ヒヴァ・ハーン国、ロシアに臣属
1876 コーカンド・ハーン国、ロシアの直轄領に
1898 スーフィー結社、アンディジャンで反乱
1917 コーカンド・ムスリム政府樹立。赤軍により鎮圧される
1918 トルキスタン・ソビエト社会主義自治共和国成立
1918 ブハラのアミール、赤軍に対して聖戦布告。以後1930年代までムスリムの抵抗運動「バスマチ」が続く
1920 ホレズム人民共和国、ブハラ人民共和国成立
1924 ウズベク・ソビエト社会主義共和国成立。最初はサマルカンドが首都に、後にタシケントが首都となる
1991 ソ連解体。ウズベキスタン共和国が独立